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No.019 ホットスポット・最後の楽園 2013年01月11日 生態 トラックバック:0コメント:2



あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い致します。




試行錯誤中のブログですので、更新も内容も気の向くまま。

そんなマイペース更新のブログですが、

少しでも気に留めていただき、ひょこり覗きにきていただけるとうれしいです。

さて、本ブログにはまだまだ書き認めておきたいことはたくさんあるのですが、

日々の雑務に追われ、2013年が開けて、もう10日程も経ってしまいました。




これは、2012年暮れの話になります。




昨年末、島根帰省中の友人からメールをもらった。

正月三日のNHKの番組に私の大好きなカカポが出演するとのこと。

正直、そんなメジャーな局に取り上げられるとのことでびっくりした。

その友人に詳しいサイトを送ってもらって内容を確認してみると・・・

絶滅に瀕する生物や壮大な大自然のドラマを記録するとともに、

福山雅治さんがプレゼンターとして参画することで好評を博した、

NHKスペシャル「ホットスポット・最後の楽園」

その第2シリーズの制作が決定したとのこと。

今回は、第2シリーズ本編の放送に先駆け、

その旅の一部を一足早く公開するというものだった。




今回、福山さんが訪ねたのは、第2シリーズの候補地の一つ「ボルネオ島」と

第1シリーズでは実現できなかった「ニュージーランド」。

もちろん私が関心があったのは「ニュージーランド」。

福山さんが憧れの鳥という世界で唯一の飛べないオウム、

カカポとの感動の対面を果たすのだそうだ。

ほかにも、同じ飛べない鳥のキーウィやタカへ、

世界一賢いと言われるケア、なども紹介されるとのこと。

そんな希少種や驚異の自然とのふれ合いもさることながら、

旅の様子やハプニング、現地でのインタビューなどを通じて、

普段は見る事のできない福山さんの素顔もたっぷり堪能でき、

家族全員で楽しめる冒険感あふれる大型自然紀行番組とのこと。

これは見ない訳にはいかない。

残念ながら正月は帰省先のため、しっかり予約録画をして

正月開けに待望の番組をようやく観ることができた。




世界でも類をみないユニークな鳥の楽園、ニュージーランド。

その鳥たちの大きな特徴のひとつが“飛べない”ことだ。

森で子育てをする原始的なフィヨルドランドペンギン

フクロウのような姿をした夜行性のオウム、カカポ

絶滅した巨鳥モアを小さくしたような姿をしたキーウィ

光の当たる角度によって色の見え方が美しく変化する羽をもったタカヘ

全てニュージーランド固有種の飛べない鳥である。

この、“飛べない”という特徴は、ニュージーランド誕生の歴史と深く関わっている。

ゴンドワナ大陸の分裂に伴い、約6000万年前、オーストラリアから離れて以降、

ニュージーランドは大海によって大陸と隔てられてきた。

その際、幸運にも天敵となる哺乳類がいなかったため、独自の進化を遂げてきた。

飛ぶ必要がなくなっていったのである。

天敵がおらず、太古のゴンドワナの遺産が生き延びてきた楽園と考えられてきたニュージーランドだが、

近年その通説を覆す新説が発表され注目されている。

なんとニュージーランドは2000万年ほど前に、島のほとんどが水没したのではないかというのだ。

ニュージーランド全域に大量の石灰岩が見つかり、その中から海洋生物の化石が発見された。

それは、過去地殻変動が起き、完全に海面下に沈み、陸地は数百万年間海面下にあったことを示している。

その後プレートが衝突し再度激しい地殻変動が起こり、

海に沈んだ陸地が押し上げられて地上に姿を表した。

それによってほとんどの生物が絶滅し、

その後やってきた生物が天敵の哺乳類がいない環境で独自の進化を遂げてきた。

そればかりではなく、その後寒冷化が始まり、ニュージーランドは氷の大地と化した。

その試練を生き抜いて、今も雪の中で暮らす珍しい鳥がいる・・・ケアだ。





そんな長い年月の試練を乗り越えてきたニュージーランドの鳥たち。

近年の人間による乱獲や、ねずみ・猫・イタチといった哺乳類の流入で

過去50種類もの鳥が絶滅に追いやられており、

今も絶滅の危機に瀕している鳥が数多くいる。




番組では、カカポと福山さんの感動の対面や

偶然に宿泊所の庭にやって来たタカヘとの対面。

氷河の谷を住処とし、人間を恐れず世界一賢い鳥といわれるケア(ミヤマオウム)、

地元の博物館に展示されている既に絶滅してしまったモアなどの鳥達の姿を通じて、

生態系の破壊や外来種の進入など、地球レベルでの環境破壊で急速に生息地が

失われていく危機感を訴えています。

ホットスポットは絶滅が心配される生き物の貴重な避難場所、

「現代版ノアの方舟」になっているのです。

番組では、独特の自然環境やユニークな生き物たちの知られざる生態を描くと共に、

そこぞれの地域で特殊性を加速し、進化させてきた“ドライビングフォース(推進力)”にスポットを当て、

地球史的、地誌的な視点を折り込みながら、多様性が生み出されてきた謎に迫っています。

同時に地球レベルの環境変化によって、自然の多様性が急速に失われつつある今日、

絶滅に瀕した生き物たちの貴重な映像記録のシリーズとなっています。





カカポ。

体長60センチ、体重3〜4キログラムほど。

夜行性(絶滅した巨大生物から逃げるための適応の結果)。

人間を恐れず、危機が迫ると固まる。

野生で生きていくにはあまりにものんびりとした性格。

その習性がこの地で他の生き物と共存して生き延びることの難しさを物語っている。

現在懸命に保護活動を続ける人々努力の甲斐あって

200羽ほどに数を伸ばしつある。

人間から隔離された場所でしか生き延びることができないカカポ。

絶滅の瀬戸際でなんとか踏みとどまっている姿がそこにあった。





15年前に生まれ、呼吸器に障害があり人口的に飼育され

ウルヴァ島に一羽住むカカポがいる。シコッコ君である。

人間の手で育てられ、同胞を寄せ付けないため

ずっとこの島に一羽で暮らしているそうだ。

福山さんとの感動の対面を果たしたのはこのシロッコ君だ。

夜行性の為、辺りが暗くなるのを待ち、

保護スタッフの方に案内されてシロッコ君がいそうな場所へ繰り出す。

シロッコ君は普段どこにいるのか?といった質問に対し、スタッフの方は、

高い木に登っていたり、地面を歩いていたりいろいろだと話す。

木登りが上手で20メートルほどの高い木に登っていることもあるそうだ。

羽の色が見事に保護色なため一見すると見逃し、探すのも指南の業だ。

探すこと小一時間ほど。

いました。いました。

不思議そうな顔をして福山さん達をみています。

のそのそやってきてスタッフに近づいてきました。

福山さんもそっと近づいていきます。

手を出すとちょっと噛まれたものの、すばらくすると福山さんの膝に乗ってきたり

手からおやつを食べてみたり、早くもひとなつっこさを表していました。

福山さんの顔が崩れて「かわい」とぽろっとでたコトバが印象的でした。





ところでこのシロッコ君、ニュージーランドの環境保護大使として正式就任し、

スポークスマンならぬ「スポークスバード」として活動中だ。

英BBCのドキュメンタリー番組「Last Chance to See」に出演。

ときにカメラマンを悩ますほどの人なつこいオチャメな姿が一躍話題になり、

カカポの認知度も高まったそうだ。









そこで、ニュージーランド政府は、生物多様性年にあたる2010年、

生物多様性啓発キャンペーンのイメージキャラクターとして、彼に白羽の矢を立てた。

普段はウルヴァ島で暮らすシロッコ君だが、

環境保護大使として、オークランドなどニュージーランド各地を周り、

多くの人々と触れ合ってきた。

また、公式ウェブサイトで定期的にブログを更新しながら、

Flichrでは画像を、Youtubeでは動画を配信し、

FacebookTwitterにも現れるという神出鬼没ぶり!

ちなみにTwitterの更新時間を見る限り、必ずしも「夜行性」ではないようだ(笑)。



2012年6月に発表された「The IUCN Red List of Threatened Species」

で絶滅のおそれのある種に指定されたのは、

全世界の生物種で評価した6万3837種が評価され、そのうち3割以上にあたる

1万9817種に絶滅のおそれがあり、生物多様性劣化の状況は依然深刻です。

年々その数が増えていることも懸念されます。

多くの人々が環境保全や生物多様性の必要性を理解し、

これに向けてアクションを起こしてくれることを願いながら、

シロッコ君の活動は今日も続く・・・。







シロッコ(カカポ)
カカポ2


カカポ1



キーウィ
キーウィ


タカヘ
タカヘ


ケア
ケア


モア
ジャイアントモア2









ホットスポットとは?
生物多様性が豊かでありながら
原生(※1)の7割が失われ危機に直面している地域のこと。
ホットスポットのコンセプトを提唱したのは、
イギリスの生物学者ノーマン・マイヤーズ博士。(1888年)
2000年にはNGOのコンサベーション・インターナショナルによって
優先的に保護・保全すべきホットスポットが25カ所特定された。
2004年には日本も追加され、現在は34の地域がある。
コンサベーション・インターナショナルの調査では、
全ての植物の50%と陸上せきつい動物(※2)の42%が
この34カ所のホットスポットにのみ生息しており、
絶滅が危惧されている哺乳類、鳥類、両生類は75%になる。
※1原生=人口をくわえない自然のままであること。
※2陸上せきつい動物=せきついが内骨格の中心にあり、
体は左右対称、頭部があり、胴部に四肢や尾がついている動物のこと。
両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類がこれにあたる。


ホットスポット1


ホットスポット2
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No.019 ハイメ・アジョン 2013年01月10日 アート・デザイン トラックバック:0コメント:0



最近お気に入りの我が家の鳥モノをひとつご紹介。

以前、国立新美術館で見かけて一目で虜になってしまった、

スペインのアーティスト・デザイナー、ハイメアジョンの作品。

鳥がモチーフになった作品もいくつか作られています。

そのひとつが・・・

我が家に飾ってある、

ハイメアジョン&九谷焼とのコラボ作品の醤油差し。




まとめ1









そして、今ほしいと思っているのがこちら。

ハイメアジョン&リヤドロとのコラボ作品「The Lover」。

何故か目が♡の鳥のかぶりものを被ってアタマに鳥をのせている不思議な作品。


まとめ2






どれも、どこかユニークで不思議な世界を醸し出してるものばかり。
どこかふと、ピカソやダリ、ミロなどの個性派アーティストを排出したスペインの
芸術気質を垣間見たような気がした。



◎ハイメ・アジョン

アーティスト・デザイナーとして活躍するハイメ・アジョンは、1974年にマドリッドで生まれました。
10代の頃は、スケートボートやグラフィティ・アートに熱中し、彼独特の大胆で個性的なスタイルを確立しました。
その後、工業デザインをマドリッドとパリで学び、
1997年に「ベネトン」のコミュニケーション・リサーチ・センターである、「ファブリカ」に参画。
ベネトンの広告でも有名な写真家であり、イメージメーカーでもあるオリビエーロ・トスカーニ氏らと共に働きました。
すぐに、生徒からデザイン部門を統括するトップに抜擢され、店舗からレストラン、展覧会やグラフィックなど、
多岐に渡るプロジェクトの指揮を執りました。
8年後、デザイナーズトイや陶磁器、家具のコレクションの展覧会をロンドンのデヴィット・ギル・ギャラリーで開催し、
サーカスの影響を受けたような彼の世界観や、「地中海のデジタル・バロック」と呼ばれる創造性が大きく開花しました。
また、この展覧会はフランクフルト、バルセロナ、パリ、クアラルンプールでも開催され、好評を博しました。
これらのコレクションをきっかけに、アート、デザイン、工芸など、
様々な分野においてボーダーレスに活躍するクリエイターとして、ハイメ・アジョンの名前は広く知られることになりました。
その後、「アート・キテクト社」からバスルームコレクションを、「エスタブリッシュド&サンズ」、
「BD バルセロナ・デザイン」、「モーイ」 から家具を、「メタルアルテ」、「スワロフスキー」から照明を、
「バーンハート・デザイン」からテキスタイルを、「ハイパー・エドシック」 からシャンパンバスケットを、
「ガイア&ジーノ」 からは花瓶を、「ボーザ・チェラミケ」 からはオブジェを、
「ビザッツァ」からはタイル等を発表しています。
代表的なプロジェクトとしては、「バカラ」から壺や照明を発表し、
有名なクリスタルブランドに陶器やプラスティックの素材をミックスするという画期的な試みを行いました。
また、2006年から現在もスペインの磁器ブランド、「リヤドロ」のアートアドバイザーを務めており、
自身のコレクション「ザ・ファンタジー」を発表すると共に、
ブランドのアートディレクターとして活動しています。




 
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