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No.023 Why are Parrots so Brightly Colored? 2015年10月31日 生態 トラックバック:0コメント:0


ブログの書き方も忘れるぐらいご無沙汰してしまった本ブログの更新。

日付を見れば、2013年4月1日に更新したっきりになってしまっていました。

時が経つのは早いもので、あれから2年以上の月日が流れ・・・

その間、鳥を訪ねてニュージーランドとオーストラリアを1ヶ月ほど旅したり、

我が父母の介護老人ホーム生活が始まってしまったり、我が愛鳥の病気が続いたり・・・

諸々日々の雑務に追われ、すっかりブログから離れてしまっていました。



そんな中、先日とある集まりで、親子程も年の離れた若い女子2名と話す機会がありました。

その話の中で、いろいろな学問の話題になった時、

風前の灯火と化していた私の鳥勉学魂に、またほんの少し明かりが点り始めました。

そうだった!このブログを始めたのは、

鳥病?に罹患して、あらゆる鳥のことについて学びたい!という思いがきっかけでした。



そこで、久々にブログを更新しようと思います。

書きたいことはたくさんありますが、まずは手始めに、

鳥観旅の際に購入した本〜PARROTS OF AUSTRALIA

に書かれていた興味深かった事についておさらいしてみようと思います。



その内容は、

「なぜオウムはカラフルな色をしているのか?」



最近、頭の訓練にもなるであろうと思い、勉強し始めた英会話。

その勉強にもなるので英語で書かれた文章を単純に和訳してみようと思う。






Why are Parrots so Brightly Colored?

なぜオウムはカラフルな色をしているのか?



The quick answer is because they can afford to be.

それには、理に適った理由があるのです。


All animals confront two opposing imperative:
they must be conspicuous to their mates while remaining hidden from their predators.


全ての動物は、相反する二つの問題を抱えています。
それは捕食者から身を隠しながら異性からは目立つ存在にならなければならないということです。


There are no solutions to this contradiction and every position is a compromise.

これに関する正しい解決方法はなく、妥協するしかありません。


In general, birds that are large have less to fear from predators than those that are small
and birds that flock have less to fear from predators than solitary birds
because there are more eyes to spot danger.


一般に、大きい鳥は小さい鳥に比べて捕食者からの危険性は低く、
群れの鳥は単独でいる鳥よりも監視する目が多いため危険度は低いです。


Parrots have an advantage in this respect which makes them suitable contenders
for some striking apparel in the plumage line.


オウムは魅力的で目立つ美しい羽をもっているので、
強い競争相手にはこの点において有利です。


Also, where many related species occur together,
as in parrots, it becomes particularly important that each species be promptly recognized for what it is:
if there is confusion among the sexes, this will inevitably lead to missing out in the mating stakes.


たくさんのオウムの近親種が生息するなかで、迅速にお互いを認識することは特に重要です。
もし性の混乱があったならば、それは必然的に交配の失敗につながります。


Conspicuous markings and distinctive colors are therefore
an advantage when it comes to propagating the species.


目立つ容姿と独特な色は、それ故に子孫繁栄においては有利となります。


So, taking all factors into account, parrots do not need to fear predators
but they do need to be concerned about mixing themselves up,
so their particular compromise leans towards the flamboyant rather than the unobtrusive.


よって、要因を全て考慮にいれると、オウムは捕食者を恐れる必要はないのです。
しかし、交配の混乱をさける必要があるため、
控え目であるよりむしろ派手である方が得策ということになるのです。





上記の内容を基に、素人ながら、我が家の鳥達に照らし合わせて色に関して少し考察してみようと思う。

我が家には二羽のインコがいます。

一羽は、アフリカのナミビア生息のコザクラインコ。

色は、頭部が黄色で体は黄緑色です。

比較的最近のコザクラインコの色変わりで、珍しいタイプです。

依って、野生下には生息していないタイプです。

野生化のコザクラインコのほとんどは、

顔が赤で、それ以外の頭から体にかけては緑色をしています。

写真でみるとかなりカラフルな色合いです。

生息地のナミビアの気候はとても乾燥していて、通常少数の群れで行動しています。

群れで行動しているとはいえ、小さなインコがこんなカラフルな色をしていて目立ち過ぎて

捕食者から危険にさらされることはないのか?

野生下でのコザクラインコの生態を調べてみると、

崖の岩の隙間や、 他の鳥の巣のおさがりなどを巣として再利用し、 潜り込んで眠ります。

飼われているコザクインコが、あまり止まり木を使わなかったり、

飼い主の服の中に潜り込んで寝たり遊んだりするのが好きなのも、この習性からきているのでしょう。

また、スズメが作った大規模な巣を再利用し、 異種混合の鳥たちと村を作り上げたりもします。

そこには小さな猛禽類まで住み着いたりもしているようです。

性質的には、物怖じせず活発、自分より大きい鳥に威嚇したりもします。

そんな環境や性質から、体色がカラフルであっても生き延びてこれたのかもしれません。

野生下のコザクラインコの生態に関しては、

まだまだ不明な点が多いので、追って更に調べ進めてみたいと思っています。


03.jpg
みかんの山に紛れて擬態する我が家のコザクラインコ(笑)


02.jpg
左がコザクラインコのノーマル種。野生下ではほとんどがこの色合い。






もう一羽は、オーストラリア生息のオカメインコ。
(インコという名称が付いていますが、学術的にはオウムの仲間で、一番小さいオウムです。)

こちらは、全身がほぼ白色で、野生下のオカメインコとは全く異なる色合いをしています。

野生下では、ほとんどが灰色で、顔のみが黄色とオレンジ色(頬紅をさした様)をしています。

これは彼らの野生下での生息環境=乾燥地帯において、枯れ木に擬態するとき、完璧に有利となります。

また、通常、数百の群れで、驚くほど慎重に行動をします。

実際にオーストラリアで野生のオカメインコに出会ったとき、そのあまりの慎重さに驚きました。

もし我が家のオカメインコが野生下に生息していた場合、

その体色から、他のオカメインコに比べて圧倒的に目立ち、

襲われる確立が高く、生存確率も低いといえるでしょう。


01.jpg
左がオカメインコのノーマル種。右が我が家のオカメインコ。


04_201510312114038cf.jpg
オーストラリアのジョージタウンにて撮影。上部に灰色に点在して見えるのが、オカメインコのノーマル種。見事に枯れ枝に擬態しています。




いずれにせよ、飼い鳥として育ったきた鳥が野生に戻るのは、

ほぼ無理に等しいことだとは思いますが。。。

しかしながら、こうやって野生と飼い鳥を比べてみることは、とても興味深い試みです。

幸い我が家には鳥が2羽いるので、じっくり観察して今後の飼育に活かして行きたいと思っています。

飼い鳥といえども、確実にそのDNAは受け継がれていて、

いざと言う時、野生下でのあり方は飼育の指針になるからです。
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